2018.01.12

日経新春杯、初夢みたいな穴馬3頭が
今度こそ「お年玉」を運んでくる

  • text by Sportiva
  • photo by Eiichi Yamane/AFLO

 続いて参考にするのは、2013年のカポーティスター。

 同馬は、前走で1000万条件の特別戦を勝つと、格上挑戦で日経新春杯に挑んで、そのまま連勝を決めて重賞ウイナーとなった。勢いがあったのはもちろんのこと、52kgという軽ハンデも味方したのだろう。

 そして今年も、このカポーティスターと同じく1000万条件を勝ったばかりで、格上挑戦してきた馬がいる。

 ガンコ(牡5歳)である。

 前走で1000万条件の江坂特別(12月24日/阪神・芝2400m)を快勝した同馬。特筆すべきは、同レースがおよそ2年ぶりに臨んだ芝レース、ということだ。2歳の秋から4歳の秋まで、ダートを主戦場にしてなかなか出世できなかったが、思い切った路線変更で結果を出した勢いは見逃せない。

 そして、この馬の斤量も今回は52kg。カポーティスターと同様、今の勢いと軽量を生かして、重賞タイトルまで手にしてしまう可能性は十分にある。

 最後に注目したのは、2009年の勝ち馬テイエムプリキュアをはじめ、先述のフーラブライドなど、日経新春杯では人気薄の牝馬の活躍が目立っていること。テイエムプリキュアは2008年にも12番人気で3着と健闘し、2010年には12番人気のレッドアゲートが3着に入っている。

 これら牝馬のほとんどは、軽ハンデの身だった。テイエムプリキュアは、勝った2009年が49kg、3着だった2008は50kg。レッドアゲートも52kgだった。