偉大なる姉ブエナビスタに続け。プリメラビスタはデビューへ視界良好 (3ページ目)
ちなみに、10月9日の2歳新馬(京都・芝1600m)では、プリメラビスタの偉大なる姉、ブエナビスタの子であるソシアルクラブがデビュー勝ちを決めた。同馬も、プリメラビスタと同じ池添厩舎の管理馬。先述のトラックマンが、そのソシアルクラブと比較しながら、プリメラビスタに対する見解をこう語った。
「調教の過程や陣営の感触は、ソシアルクラブにすごく似ています。そういう意味では、プリメラビスタも初戦からかなり期待できます。この一族が持っている勝負強さ、実戦に行っての強さがあるのかもしれませんね。これまでの調教で『基礎体力をしっかりつけられた』とスタッフは話していますし、レースでは調教以上のパフォーマンスを見せる可能性が高いです」
レースでこそ、力を発揮するタイプが多い"ビワハイジ一族"。そして、その血はプリメラビスタにも受け継がれている。
デビュー戦から高いパフォーマンスを発揮して、近い将来、ブエナビスタとともに「最強の姉妹」と競馬史に刻まれるような活躍を見せてくれることを期待したい。
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