新設GI・大阪杯。「ぶっつけ参戦」のキタサンブラックに隙はないか (4ページ目)

  • 平出貴昭●文 text by Hiraide Takaaki
  • 村田利之●撮影 photo by Murata Toshiyuki


【騎手】
 騎乗予定の武豊騎手はこのレース、1988年のフレッシュボイスから2014年キズナまで6勝。2006年以降の阪神芝2000m成績は171戦22勝で、192戦38勝の川田将雅騎手に続く好成績を残している。これほどの大騎手だけに、コースによる不安はない。

■結論
 騎手への不安はない。

【まとめ】
 以上、さまざまなアプローチからキタサンブラックを分析したが、ローテーションや距離にはやや不安が残った。ひと叩きして調子を上げてくるであろうダービー馬のマカヒキ、悲願のGI制覇を狙うアンビシャスやステファノスと比較すると、その点は気がかり。逃げ馬マルターズアポジーの存在もありマイペースで運べない可能性も高く、厳しい闘いになりそうだ。

※成績は3月20日現在

■競馬 記事一覧>>

4 / 4

関連記事

キーワード

このページのトップに戻る