千夜一夜より一攫千金!ドバイワールドカップはこの馬たちで大儲け (3ページ目)
以下、昨年のGI英インターナショナルSでは不利を受けなければ大金星もあったムタケイエフ、メイダンの1800m路線で実績のあるヴェリースペシャル(牡5歳)、同じ左回りで整地された馬場のベルモントダービーを勝っているドーヴィル(牡4)までを圏内と見る。
7頭という少頭数ながら、ハイレベルなメンバーが揃ったGIドバイシーマクラシックは、昨年の勝ち馬ポストポンド(牡6歳)と、世界各地でGIを勝っているハイランドリール(牡5歳)の一騎討ちムード。これに一昨年の愛ダービー馬ジャックホブス(牡5歳)とGIヨークシャーオークスで昨年の凱旋門賞馬ファウンドを破ったセブンスヘブン(牝4歳)がどこまで割って入るか、といった様相である。
2強に割って入るか!? ドバイシーマクラシックに出走するセブンスヘブン
ここの本命は4歳牝馬セブンスヘブンとしたい。もちろん、ポストポンドとハイランドリールが強いのは承知の上。ただし、当日が重い馬場になるようであれば、最も利があるのはこの馬ではないかと見る。というのも、この馬がファウンドを下した時も重い馬場だったことがひとつ。また、同じく重い馬場で行なわれた英インターナショナルSではポストポンド、ハイランドリールのワンツーだったものの、最後はともにフラフラで、3着のムタケイエフに不利を与えるほどだった事実もある。この2頭は欧州調教馬でありながら、整地された良馬場の方が向く印象が強い。ハイランドリールは昨年もゴール前で失速したように、メイダンの馬場が向かないのではないかという懸念もある。
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