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「もうオンナには負けん!」有力馬が
春を見据えた3歳牡馬ランキング (3ページ目)

  • text by Sportiva
  • photo by Miura Koichi

 2位は、前回1位のブレスジャーニー(牡3歳/父バトルプラン)。重賞2連勝を飾ったGIII東京スポーツ杯2歳S(11月19日/東京・芝1800m)以降、出走がなく、その間に結果を出した馬たちにポイントを食われた格好だ。

土屋真光氏(フリーライター)
「レイデオロのような派手な血統の馬が出てくると、父バトルプランという馴染みの薄さから一般的な印象は見劣りしますが、ブレスジャーニーも決して遜色ない血筋です。さらに、ここまでのパフォーマンスは出色。あとは、今後伸びていく距離をどう乗り越えていくか。エンパイアメーカーの父系は、能力を含めて距離や馬場適性などにおいて、時に突然変異のような馬を送り出すことがあります。この馬もその1頭のような気がしています」

木南氏
「東スポ杯2歳S5着のトラスト(牡3歳/父スクリーンヒーロー)が朝日杯FSでも5着。サウジアラビアロイヤルC(10月8日/東京・芝1600m)で2着だったダンビュライト(牡3歳/父ルーラーシップ)は朝日杯FSで13着と大敗。両レースの勝ち馬であるブレスジャーニーにとっては、何とも微妙な結果となりました。戦う相手がこれから強くなっていく状況にあって、その実力について半信半疑になっている方も多いかもしれません。しかし、能力の高さは疑いようがありません。であれば、私としてはこのまま人気せずに皐月賞までいってほしいです」

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