2016.10.24

7冠馬ジェンティルドンナの
「オーラ」漂う、全妹ベルダムの評判

  • 河合力●文 text by Kawai Chikara

 この血統ゆえ、小さい頃から高い注目を集めていたベルダム。育成を行なったノーザンファーム空港牧場の伊藤賢氏は、今春の取材でこんな印象を口にしていた。

「馬体が小さいので、体質強化をしながら、少しでもサイズを大きくするように育成しています。ただ、動きはさすがですね。乗ってみると体幹が強くて、ジェンティルドンナに似た安定感があります。しっかりした足取りで走るところは、姉の印象に近いですね」

 取材時から、活躍へのキーポイントとして挙げられていたのは、馬体の小ささ。春先は422kgというサイズだった。それでいて、スタッフが"たくましさ"を感じたのは、まさに姉の面影といえよう。

偉大な姉ジェンティルドンナに続く活躍が期待されるベルダム そして同馬は、現在、姉と同じく栗東トレセン(滋賀県)の石坂正厩舎に入厩。11月5日の2歳新馬(京都・芝1400m)でのデビューを目指して調整されている。鞍上は、ジェンティルドンナのオークスでの手綱を取った川田将雅騎手が務める予定だ。

 石坂厩舎に入ったベルダムは、どんな様子なのだろうか。関西競馬専門誌のトラックマンが状況を伝える。