【競馬】安田記念、能力全開!モーリスの勢いには逆らえない (4ページ目)

  • 土屋真光●取材・文 text by Tsuchiya Masamitsu
  • photo by Nikkan sports

 一方、モーリスの母メジロフランシスは8戦して未勝利に終わったが、その母メジロモントレーは4歳を迎えてすぐのGIII金杯(中山・芝2000m)を制すると、秋にはスクリーンヒーローと同じくアルゼンチン共和国杯を勝利。続く年明けのGIIアメリカジョッキークラブカップ(中山・芝2200m)も含め、牡馬相手にGIIを連勝している。

 そのような血統背景を持つモーリスは、ダービー卿チャンレジトロフィー勝利後、ここ一本で調整されてきた。登録馬が多く、除外も懸念されていたが、レースが近づくにつれ、出走が確実となった。このあたりは、同厩のドゥラメンテの皐月賞にも通ずる運気もある。ダービートレーナーの勢いには逆らえない。

 脈々と流れる『4歳で成熟する』血。父母から受け継いだ高いポテンシャルが混戦を断ち、新たなマイル王の誕生へと繋がる可能性は十分ある。

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