【競馬】一強から混戦へ。オークスを占う「3歳牝馬ランキング」 (4ページ目)

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 3位は、忘れな草賞を勝ったミッキークイーンが初のランクイン。GIIIクイーンC(2月14日/東京・芝1600m)で2着と好走するなど、もともと素質の高さは評価されていた期待馬だ。

市丸氏
「オークスでは、ごちゃごちゃの競馬を強いられた桜花賞組よりも、(ミッキークイーンのほうが)フレッシュな状態で、前向きに競馬に臨めそう。これまでの実績を踏まえれば、穴人気になるでしょうが、上位候補に浮上したことは間違いありません」

吉田氏
「負けられない忘れな草賞をきちんと勝ち上がった勝負強さは評価できます。つなぎ()のクッション性や走法からは、マイラータイプのイメージを強く感じるのですが、折り合いについては問題がないので、(オークスの)2400mの距離は十分こなせると思います」
※蹄(ひづめ)から球節の間の部分

 4位は、クイーンズリング。桜花賞では、“無敗馬トリオ”の中で最先着の4着となったが、前回よりも1ランクダウンした。

木南氏
「桜花賞2着のクルミナル(牝3歳/父ディープインパクト)も強かったですが、最後に外から追い込んできたこの馬の強さも相当なもの。母系がフランスで、マイル色の濃い血統ですが、持久力も持っています。オークス出走なら、十分に争覇圏内にいる一頭だと思います」

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