【競馬】「女版キズナ」デビュタントがいよいよベールを脱ぐ (2ページ目)
ただし、先述のトラックマンによると、必ずしもデビュー戦は「万全の態勢」とは言えないようだ。
「再入厩してからは、体質の弱さもあって、なかなか調子が上がってこないようです。満足のいく出来にはないものの、『時期的にそろそろデビューしないと、大きい舞台に間に合わない』と判断したとのこと。注目馬のデビュー戦ですが、陣営は『先につながる競馬をしてくれれば......』と、トーンは決して高くないですね」
陣営にとっては、「まだ本調子にはない」というデビュー戦だが、その状態でいいレースができれば、今後の展望は大きく広がる。第一、鞍上に名手・武豊騎手を確保しているのは、この馬に対する変わらぬ期待の高さの証だろう。
はたして、デビュタントはキズナのように飛躍できるのか。その初陣を、多くのファンが注目している。
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