2013.04.27

【競馬】天皇賞・春、大穴は豪脚健在の「9歳馬」ジャガーメイル

3年前の天皇賞・春を制したジャガーメイル。奇跡の復活Ⅴなるか!?ダービージョッキー
大西直宏が読む「3連単のヒモ穴」

 古馬の頂点を決する天皇賞・春(京都・芝3200m)が、4月28日に開催されます。

 秋の天皇賞では、その後、中3週でジャパンC、有馬記念と続きますが、春の場合は次の大舞台となる宝塚記念(6月23日/阪神・芝2200m)まで、中7週と十分な間隔があります。そのため、ここで余力を残す必要はなく、各陣営ともに目一杯の仕上げをしてくるでしょう。その仕上がり具合をつかめれば、天皇賞・秋よりも読みやすいレースと言えます。

 今年の主役は、昨年の3歳クラシック戦線を盛り上げたゴールドシップ(牡4歳)。皐月賞と菊花賞を制して、さらに暮れのグランプリ(有馬記念)では古馬一線級を撃破しました。菊花賞と同じ淀(京都競馬場)の舞台で、負けるシーンが想像できないくらい、絶対的存在となりましたね。

 レース運びとしては、今回もまた、スタートは五分に出たとしても、後方からの競馬になるでしょう。ゴールドシップは器用な小足が使えるタイプではないので、スタート直後はどうしても置かれてしまうのです。

 しかし、この「遊びながら走っているのでは?」と思えるほど、後方をついて回るスタイルが、終盤の息の長い脚を繰り出す”タメ”になっているのでしょう。とにかく、残り半マイル(800m)辺りからの脚は桁違いですからね。残り1000mくらいから仕掛け始めると、半マイル辺りでトップスピードに入って、そのままゴールまでそのスピードを持続させてしまう脚力には、驚かされるばかりです。それほどの脚があるから、乗る者にとっては、本当に安心できる馬だと思います。

 母父メジロマックイーンは、親子3代で3200mの天皇賞を制しました。親子4代制覇の夢は途絶えてしまいましたが、その「血」を受け継ぐゴールドシップにはぜひ栄冠を手にしてほしいと思います。同じ芦毛でも、現役時のマックイーンより白いゴールドシップですが、その容姿や走り方が似ているだけに、期待せずにはいられません。

 強敵は、やはり昨年の日本ダービー(2012年5月27日/東京・芝2400m)で、ゴールドシップ(5着)に先着している、当時2着のフェノーメノ(牡4歳)でしょう。関東馬で、個人的にも好きな馬です。