【木村和久連載】第二のゴルフ人生を楽しむ「メンバーライフ」――その半年を振り返って (2ページ目)

  • 木村和久●文 text by Kimura Kazuhisa
  • 服部元信●イラスト illustration by Hattori Motonobu

 ただこの前、他のコースでラウンドした際、グリーンの速さが10フィートだったのですが、日頃から速いグリーンに慣れているので、即座に対応。カップに寄りまくりでした。

 グリーンの難しいコースのメンバーとなって、「ちょっと失敗したなぁ~」「せっかくパーオンしてもパーが取れない......」などと嘆いたりもしたのですが、対外的にはそれがよかったようです。

(3)ゲストを呼べる
 個人的には、家に友だちを呼んでホームパーティーをするタイプじゃないので、ホームコースが応接間みたいな役割を果たしています。

 そう考えると、ゴルフは自分も楽しめるし、友だち付き合いや社交にもつながるし、一石二鳥じゃないですか。仕事仲間であれば、打ち合わせにもなるし。彼女だったらデートにもなる......って、それは妄想までにとどめておきましょう。

 昔、学生の頃、「麻雀をやると相手の性格がわかるから、一度麻雀をやってから友だち付き合いを始めたほうがいい」と先輩に言われました。

 そして今、その性格判断として、ゴルフが使われています。叩いた時にキレてクラブを地面に叩きつけるとかね、そういう人とはプライベートでもお付き合いしたくないですね。

 やたら仕切りたがる人、他人に厳しい人も、ケースバイケースですけど、微妙ですね。逆に、すぐボヤく人は個性として接すれば、問題ないようですが。

 メンバーコースのホスト側としては、ゲストから「安くプレーしているのに、お茶の一杯もくれない」と言われたら、ちょっとショックです。ケチと思われるのが嫌なので、レストランや売店ではコーヒーをおごるようにしています。

 客人をもてなす意味では、自宅もコースも一緒です。さりげない気配りはしたほうがいいのです。

応接間代わりにも使えるホームコース。ゴルフも楽しめるうえ、人間関係も広がって一石二鳥。ゴルフはまた、性格診断にも最適です応接間代わりにも使えるホームコース。ゴルフも楽しめるうえ、人間関係も広がって一石二鳥。ゴルフはまた、性格診断にも最適ですこの記事に関連する写真を見る

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