【木村和久連載】感染対策、格安パック...。最近のゴルフ旅行の諸事情 (5ページ目)

  • 木村和久●文 text by Kimura Kazuhisa
  • 服部元信●イラスト illustration by Hattori Motonobu

 9月になると、JR東日本が開催している『大人の休日倶楽部パス』(※50歳以上の入会条件あり)を使えば、JR東日本全線で丸4日間、乗り放題。料金は4日間で1万5270円と、かなりおトクです。

 通常、東京と仙台を往復すれば、普通席で2万円ちょっとですから、いかに割安か。今年の2月にはこのパスを利用して、青森や秋田に行ってきました。通常料金で言えば、5万円以上は乗り倒しました。

 このキャンペーン、今年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で、初夏のキャンペーンが中止になりました。それでも年内に2回、キャンペーンを実施します。どっちか1回はパスを使って、ゴルフ旅をしたいと思っています。

 さらに、JR東日本では8月20日から約半年間、『お先にトクだ値スペシャル』(※JR東日本管内。通常のきっぷと比べて制限あり)と称して、新幹線や特急列車の料金が、早期予約者(※乗車日の20日前)はほぼ半額というサービスを実施しています。これも、安いです。

 探せば、『Go To トラベルキャンペーン』くらいおトクな旅行はいっぱいあります。秋には北海道のゴルフツアーも、往復の航空運賃、ホテル代、プレーフィー、ゴルフ場への送迎まで込みで、1泊2日4万円くらいのパックがあります。これは、旅行会社によっては、キャンペーン対象商品になりうるので、東京以外にお住まいの方は、調べる価値がありそうですね。

 ただし、こうした旅行も団体は禁物です。感染リスクが高まります。とにかく、大切なことは、感染対策をきちんとしているかどうか。

 そう思うと、友だちが少なくてよかったな、と。ひとりでも、旅はできるしね。人に密着して会わなければ、新型コロナウイルスにはかからない――そういうことだと思います。

木村和久(きむら・かずひさ)
1959年6月19日生まれ。宮城県出身。株式をはじめ、恋愛や遊びなど、トレンドを読み解くコラムニストとして活躍。ゴルフ歴も長く、『週刊パーゴルフ』『月刊ゴルフダイジェスト』などの専門誌で連載を持つ。

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