ツアー予選落ち続きでも、石川遼は「これからが勝負」と前向きなわけ (4ページ目)

  • text by Reiko Takekawa/PGA TOUR JAPAN
  • photo by PGA TOUR

「米ツアーでは、ちゃんと当たらないと池を越えないとか、ボールのコンタクトにシビアな状況(コース設定)というのがすごく多い。そういうプレッシャーに自分が負けて、ボールを当てにいってしまったり、合わせてしまったりというのがちょっとずつ積み重なって、それが結果につながっていた。要は、自分が(気持ちで)負けて(ここまで)足踏みしてきた。でもそれを、今プレーしている間に気がついてよかった。今日のようなラウンドが4日間できれば、と思う」

 AT&Tバイロン・ネルソンの2日目、石川は「69」をマーク。予選落ちに終わったが、最後にいい手応えをつかんでいた。

 次戦は、6月1日に開幕するメモリアル・トーナメント(6月1日~4日/オハイオ州)に出場する。

 来季もPGAツアーで戦っていくために、石川は残された時間の中で復活できるのか。まずは次戦、自ら「確かな手応えを得た」というドライバーショットを武器にして、上位争いに加わっていくことを期待したい。

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