【木村和久連載】本当に重視すべき、ゴルフの「ルール&マナー」 (3ページ目)

  • 木村和久●文 text by Kimura Kazuhisa
  • 服部元信●イラスト illustration by Hattori Motonobu

 赤杭や1ペナ杭内に入った場合の処置とか、水たまり、つまりカジュアルウォーターの処置、さらには「2度打ち」や「バンカーからどうしてもボールが出ない」といった場合の処置なども同様です。

 同伴プレーヤーと相談して、"内輪的な"ルールを決めるなどして解決策を編み出してください。それはどんな取り決めだろうと、第三者に迷惑がかかることがないので、何ら問題ないと思います。

 ところで、マナーにおいて本来するべきですが、どうしてもおろそかになってしまうのが、フェアウェーなどから打ったあとに「目土(めつち)の砂をかける」ことです。

 これは、おおよそミスショットをしたあとだったりするので、頭がテンパっている人などもいて、そこまで気が回る精神的な余裕がない、ということもあるでしょう。

 それで、ふと思い出したのが、かつてあるコースでは、キャディーさんがラウンド後に目土をしていたことです。また、他のあるコースでは、シルバー人材派遣センターを通して時給で人を雇って、その方々に目土をしてもらっているとのこと。

 だったら、いっそのこと目土をしなくていいようにしてほしいですね。雨の日とか、他にも持ち物が多くて最悪ですから。料金が100円くらい高くなってもいいから「目土しなくて結構」というコースがあれば、ぜひ行きたいです。

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