2022.02.04

ユベントスに引き抜かれた現セリエA得点王、ヴラホヴィッチ。走る方向の変化でマークを外す巧みな動き

  • 篠 幸彦●文 text by Shino Yukihiko
  • 西村知己●イラスト illustration by Nishimura Tomoki

サッカーIQラボ 〜勝負を決めるワンプレー~

Question 
クロスが入るタイミングでドゥシャン・ヴラホヴィッチはどう動いたか?

 1月28日にユベントスがフィオレンティーナからセルビア代表のドゥシャン・ヴラホヴィッチ(22歳)の獲得を発表した。移籍金は7000万ユーロ(約90億円)で、4年半の契約となった。

 190cmの巨躯を生かした高さとパワーに加え、テクニックとゴールセンスを備えるヴラホヴィッチは、2018年に名門パルチザン・ベオグラードからフィオレンティーナへ加入。1年目はプリマヴェーラ(ユースチーム)をメインに出場機会を得ると、2年目はセリエAで30試合に出場。3年目の2020-21シーズンに21ゴールを記録して一気にブレイクした。

 今季も21試合で17ゴールと、得点ランキング1位タイで躍進を続け、ユベントスに引き抜かれる形となった。

 今回はそのヴラホヴィッチがハットトリックを記録した、スペツィア戦での3点目をピックアップする。

右サイドからクロスが入ってくるタイミングで、ヴラホヴィッチはどう動いただろうか?右サイドからクロスが入ってくるタイミングで、ヴラホヴィッチはどう動いただろうか? この記事に関連する写真を見る  後半29分、ヴラホヴィッチが起点となってゴール前に迫ると、ジャコモ・ボナヴェントゥーラから右サイドのホセ・マリア・カジェホンへ展開。

 次の瞬間、中央のヴラホヴィッチはどう動いただろうか、というのがQuestionだ。