2021.01.06

バルセロナの質を維持。コウチーニョが見せた気の利いた動き

  • 篠 幸彦●文 text by Shino Yukihiko
  • 西村知己●イラスト illustration by Nishimura Tomoki

サッカーIQラボ 〜勝負を決めるワンプレー~

Question 
オフサイドポジションにいたコウチーニョは、どう動いたか

 12月の頭にリーガでは昇格組のカディスに敗れ、次のチャンピオンズリーグ・ユベントス戦にも0-3と大敗し、不調がつづいたバルセロナ。

 しかし、その後はレアル・ソシエダとの上位対決を2-1で競り勝つなど、復調の兆しを見せている。

 迎えた第16節のエイバル戦。この試合では大黒柱のリオネル・メッシが負傷のためベンチ外。ジョルディ・アルバも累積警告で出場停止と、重要な選手ふたりが不在の苦しい試合となった。

 そのなかで、ジュニオル・フィルポとセルジーニョ・デストの両サイドバックの攻撃参加が肝となった。両ワイドを効果的に使うバルセロナは、前半からチャンスをつくっていく。

 そして1点リードを許した後半21分に、フェリペ・コウチーニョとフランシスコ・トリンコンのふたりを同時投入すると、その直後に決定機が訪れた。

オフサイドポジションに出てしまったコウチーニョは、このあとどう動いただろうか 左サイドでボールを受けたフィルポは、外側のトリンコンとのワンツーで縦に進入すると、相手4人に囲まれた。それを見てオフサイドポジションにいたコウチーニョは、どう反応しただろうか?