2020.05.01

東京五輪で見逃せない2人のGK。
大型で俊敏、神がかったプレーも連発

  • 小宮良之●文 text by Komiya Yoshiyuki
  • photo by Mutsu Kawamori/MUTSUFOTOGRAFIA

東京五輪世代
ポジション別スター候補(1)
ゴールキーパー

スペインU―23代表のウナイ・シモン(アスレティック・ビルバオ) 世界的な視点に立つと、オリンピックのサッカーは微妙な位置づけになる。世界最高峰の戦いはあくまでワールドカップ。そこで五輪は、「U―23にオーバーエイジ枠3人」という出場条件で、着地点を見つけた。しかしFIFA主催ではなく、実は選手に対する拘束力もない。”若手の最高峰を決める大会”という位置づけだとしても、南米やヨーロッパにおける”ユース年代”は20歳、もしくは21歳以下までを指す。

 また、東京五輪にどのような選手が世界から集まるのか、それは現時点ではまったくわからない。新型コロナウイルスの影響で不透明という面も多分にある。サッカー界も、かつてない不穏な状況にあるのだ。

 しかし、だからこそ、現時点でU―23(東京五輪は1年延期で、U―24の大会になる)の若手たちが、これからのサッカー界の希望とも言える。五輪では開催国の日本、ヨーロッパのスペイン、フランス、ドイツ、南米のブラジル、アルゼンチンなどの新鋭がしのぎを削ることになる。