コロナと向き合う森保ジャパン「海外組」の今。ドイツでは明るい兆しも (2ページ目)

  • 中山淳●取材・文 text by Nakayama Atsushi
  • photo by AFLO


 まず、リバプールの南野拓実は、プレミアリーグが4月4日までの全試合延期を決定した3月13日以降、チームとしての通常トレーニングがストップ。以降はコーチングスタッフがオンラインで与えるメニューに沿って、自宅での個別トレーニングを続けている。

 最後に戦った3月11日のチャンピオンズリーグ・ラウンド16第2戦のアトレティコ・マドリード戦では、延長後半113分に途中出場していたが、残念ながらチームはトータルスコア2−4で敗退。それが、南野が最後にプレーした試合になっている。

 ロックダウン中のイングランドでは現在、プレミアリーグ側が6月の再開に向けて政府と交渉中で、仮にそうなった場合は5月中に通常トレーニングを始められるという。とはいえ、それも新型コロナウイルスの感染状況次第。まだ出口が見えたわけではない。

 一方、ヨーロッパで最も甚大な被害を受けているイタリアでは、4月3日にセリエAの無期限延期が発表されるなど、いまだ再開の目処は立っていない。

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