大迫勇也、ドルトムント戦前日に
寿司で景気づけ。勝利に手応え
ドイツ杯3回戦、ブレーメンがドルトムントを破り、準々決勝進出を決めた。昨年末にはリーグ戦で4連敗。年が明けると初戦でデュッセルドルフを下したものの、その後また2連敗。16位と降格圏が目前に迫ってきたブレーメンが強豪ドルトムントを下すとは、まさに番狂わせだ。
ドルトムント戦で勝ち越しゴールを決めたミロット・ラシカを祝福する大迫勇也 今年に入って初めて先発し、89分までプレーした大迫勇也は、試合後、安堵の表情を浮かべた。
「(チームが浮上する)大きなきっかけになると思います。ポジションもすごくハマりましたし、今シーズン、一番と言っていいほどの出来じゃないですか」
フロリアン・コーフェルト監督は、大迫の名前を挙げて称賛した。
「彼はとてもよかった。前線でキープできる選手が必要だった」
なぜコーフェルト監督がわざわざ大迫に言及したか。それは年末にチームが連敗を続けた頃から、大迫が批判の矢面に立たされてきたからだ。地元紙『ウェザークーリエ』や、ブレーメン情報専門サイトの『ダイヒシュトゥーベ』は、大迫を戦犯にあげていた。
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