「ずっと痛みが溜まっていた」
久々にベンチ入りした香川真司が語る体調 (2ページ目)
休んでいた、というのは12月7日に行なわれたCLレアル・マドリード戦の前までのことだ。その後も主力組の練習を離れ、別メニューで調整をしていた。ようやく通常の練習に復帰したのはホッフェンハイム戦の3日前、12月13日のことだった。それでもキッカー誌などの報道によれば、練習の半分程度をこなしただけだという。
表向き、香川が足首の不調を訴えだしたのは9月の日本代表招集期間中、アウェーのタイ戦の頃となっている。だが、痛みはそれ以前からのものだったらしい。
「そうですね、打撲はずっとしていたので。それをケアしながら練習をして、打撲を繰り返したりもしていたので、その中で(痛みが)溜まっていた感じはあります」
足首には痛みを感じながら、だましだましプレーし、時にはCLレギア・ワルシャワ戦のようにフル出場することを繰り返していくうちに、今回の長めの離脱に至ったということのようだ。
「(レギア戦で)悪くなったわけじゃないけど、痛みが続いていたので、病院でちょっと1回検査しようということになって。MRIをとったら、骨挫傷というか、ちょっと水が溜まっていたので、それを抜きました」
骨挫傷というのは難しいケガで、はっきりしない部分があるようだ。今日、明日で痛みが消えるというものでもない。
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