スペイン2部タラゴナの鈴木大輔。退路を断ち「やられに来た」
2月16日、スペインのリーガエスパニョーラ2部、ヒムナスティック・タラゴナは、日本人センターバック、鈴木大輔(26歳)の入団を発表している。約1週間の練習参加の後、ビセンテ・モレーノ監督が契約にゴーサインを出した。契約期間は今シーズン終了までの約半年で、2年間延長のオプションが付いているという。
スペイン2部ヒムナスティック・タラゴナに入団した鈴木大輔 ヒムナスティック・タラゴナはバルセロナから西へ80km、タラゴナという町を本拠にしている。今シーズンは第27節終了現在4位(22チーム中)と、3~6位の1部昇格プレーオフ圏内。昨シーズンに2部B(実質3部)を優勝して昇格してきた勢いを駆っており、自動昇格の1、2位も狙える好位置にいる。
2部とはいえレベルは高い。昨季まで1部だったコルドバは6位、アルメリアは20位と、競争は熾烈を極める。その実力はベルギー、スコットランドの1部リーグとほぼ同等と言われる。
もし鈴木がタラゴナでレギュラーを取れたとしたら――。彼はヨーロッパで大きく可能性を広げることになるだろう。
「ぎりぎりのところまで、自分を追い込みたい」
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