2015.11.11

イタリア人も注目。本田圭佑とミランの関係は好転するのか

  • ステーファノ・メレガリ(『Forza Milan!』編集長)●文 text by Stefano Melegari  利根川 晶子●翻訳 translation by Tonegawa Akiko

オフィシャル誌編集長のミラン便り2015~2016(11)

 本田圭佑が、今またイタリアのメディアで話題の中心になっている。しかし残念ながらピッチでの活躍においてではなく、移籍についての噂で、だ。

アタランタ戦の後半27分 から出場した本田圭佑(BUZZI/FOOTBALL PRESS) アタランタ戦の数日前からイタリアでは本田とミランの決別が取りざたされている。すべての騒ぎはcalciomercato.comという選手の移籍情報を中心としたサイトの報道から始まった。彼らの記事によると、本田が他チームへの移籍を自らミランに願い出たというのである。

 しかしニュースが流れてすぐに、ミランのCEOアドリアーノ・ガッリアーニは本田から1月の移籍を希望するような申し出は一切受けていないと、報道を強く否定した。一方でシニシャ・ミハイロビッチ監督は、試合前の記者会見でその報道について尋ねられると、「自分がチームのプロジェクトの中に入ってないと思う者がいたら、自由に出て行って構わない。しかしミランには毎週出場が約束されている選手などいはしない。ここにはマラドーナやメッシはいないのだ」と答えている。

 いったい真相はどうなのか? それを知ることは難しい。しかしミラネッロでは相変わらず懸命に練習に励み、ピッチでの居場所を勝ち取ろうとしている本田の姿を見ることができる。2年前にミラノにやってきた時からずっと変わらない風景である。