【Jリーグ】福田正博が新シーズン序盤戦で注目するチーム「監督のやりたいサッカーが花開きつつある」 (2ページ目)
【楽しみな2チーム】
百年構想リーグ終了後に京都サンガF.C.から曺貴裁監督を迎えた浦和レッズは、曺監督のスタイルである縦方向にダイナミズムのあるサッカーへの変貌に取り組んでいる。
開幕戦ではガンバ大阪に3−4で敗戦し、続く広島戦では1-4、第3節では町田に1-3で敗れて3連敗スタートになった。しかし、第4節の横浜FM戦を3-2で制して今季初勝利を挙げると、続くアビスパ福岡戦も3-2で勝利。さらに第6節の鹿島戦では1-0と相手を封じ込めて3連勝をマークした。
6戦を終えて3勝3敗で勝点9の12位だが、内容は試合を重ねるごとによくなっている。鹿島戦では今季初の無失点だった。
これまでの浦和はどういうサッカーをやりたいかがぼんやりしていたが、曺監督のもとでは明確になった。これは浦和にとってはポジティブなことだ。
リーグ優勝が1回しかないクラブであることを見つめ直すキッカケになればいいと願っている。その上で肉づけをどうするかは、鹿島のように結果を出してからの話だ。優勝争いは難しくても、今季は最後まで自分たちのサッカーを徹底し、上位に食い込んでもらいたい。
楽しみなのは横浜FMとFC東京だ。
2025シーズンはJ2降格圏で喘いだ横浜FMだが、6月に就任したスティーブ・コリカ新監督のもとで、16歳の三井寺眞を開幕戦でスタメンで使うなど、新たな選手起用がハマっている。指揮官が選手たちに対する固定観念を持っていないメリットを最大限に生かしていると言えるだろう。シーズンが進むにつれ、指揮官が理想とするスタメンが組めなくなった時に真価を問われるはずだ。
FC東京は、6試合を終えて1敗。攻撃では縦へのスピード感がありながらも、ボールをつなぐバランスも備えている。選手層の厚みも優勝を狙えるだけのものがある。2025シーズンに就任した松橋力蔵監督のやりたいサッカーが、花開きつつあると見ていいだろう。
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