浦和レッズのグスタフソンがJリーグを選んだ理由「完全に違う世界。すぐにでも行ってみたいと思った」 (3ページ目)
【今は落ち着いて生活できている】
ただし日本での最初の1年間は、順風満帆とは言えないものだった。妻と子どもと離れて来日し、この国の社会規範や気候に慣れるまでに時間を要し、新天地でのプレーに適応し始めた頃にケガを負い、復帰してからひと月ほどでヘグモ監督が解任された。また昨年は代表に呼ばれていたため、長距離移動にも悩まされたという。
「でも今は落ち着いて生活できている。それはピッチ上のパフォーマンスにも好影響を与えていると思う」
実際、グスタフソンが中盤の底に定着している今季、浦和は上位を賑わせている。このインタビューをした時、チームはリーグ戦で4連勝を飾っていた。その好調の理由に関しても、彼は独自の見解を示した。
中編「グスタフソンが語るJリーグと欧州サッカーの比較」へつづく>>
サミュエル・グスタフソン
Samuel Gustafson/1995年1月11日生まれ。スウェーデン・メルンダル出身。2013年にヘッケンでキャリアをスタート。2016年にイタリアのトリノへ移籍。その後ペルージャ、ヴェローナ、クレモネーゼとイタリアでは5年間プレーした。2021年にヘッケンへ戻り、リーグ優勝とカップ戦優勝に貢献。2024年から浦和レッズでプレーしている。2022年からスウェーデン代表でもプレー。
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著者プロフィール
井川洋一 (いがわ・よういち)
スポーツライター、編集者、翻訳者、コーディネーター。学生時代にニューヨークで写真を学び、現地の情報誌でキャリアを歩み始める。帰国後、『サッカーダイジェスト』で記者兼編集者を務める間に英『PA Sport』通信から誘われ、香港へ転職。『UEFA.com日本語版』の編集責任者を7年間務めた。欧州や南米、アフリカなど世界中に幅広いネットワークを持ち、現在は様々なメディアに寄稿する。1978年、福岡県生まれ。
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