ゴール裏でチャントを歌うアイドル、元NMB48磯佳奈江の溢れる鹿島アントラーズ愛「物心がついた時にはゴール裏にいました」 (2ページ目)

  • 池田タツ●取材・文 text by Ikeda Tatsu
  • 立松尚積●撮影 photo by Tatematsu Naozumi

【物心がついた時にはゴール裏にいました】

――ご家族もサッカーが好きだったんですか?

 父も母もサッカーが好きで、私が記憶にないぐらい小さい頃からスタジアムに連れて行ってもらってました。赤ちゃんのころに秋田豊選手に抱っこしてもらったり、ほっぺにチューをしてもらったりしたそうです(笑)。

 物心がついた時にはゴール裏にいました。チャントも気がついたら歌ってましたね。記憶があるのは小学3年生からですね。私には弟もいて、家族みんなで鹿島を今でも応援していて、今年もいつスタジアムに一緒に行こうかと相談しています。

――鹿島サポーターとしてのいい思い出はありますか?

 やっぱり3冠を獲った時(2000年)ですかね。あの時の鹿島の選手たちって、本当に全員すごい選手たちばかりでした。そのなかでも柳沢敦選手を応援していました。きっかけはお兄ちゃんがつけていた背番号が13番で、鹿島の試合を見に行った時にお兄ちゃんと一緒の背番号の人は誰だろうとなって、そこから柳沢選手を応援しはじめました。柳沢選手のチャントが大好きで、今の鹿島でも誰か柳沢選手のチャントを引き継いでくれたらうれしいなと思っています。

 あとは本山雅志選手が好きでした。プレーのすべてが好きでした。本当にプレーがすごすぎて。あとは顔で言ったら増田誓志選手が好きでした(笑)。鹿島は本当にイケメンの選手が多いんですよね。中田浩二さんは大人になって何度か一緒にお仕事させてもらったんですが、本当に今でもかっこいいですよね。

――チャントは結構歌えますか?

 今シーズン鹿島に加入した知念慶選手のチャントも歌えますよ! 今はアウェーの時のほうがゴール裏率、高いかもですね。今シーズンも何度もスタジアムに行っていますが、今週も行こうかなって今調整しているところです。

――アウェーのゴール裏って、知り合いがいないとなかなか行きづらいですよね?

 そういうところはあるかもしれませんが、でもこの前も友だちが遅れてくるというので、前半は一人で手を挙げて応援してましたよ(笑)。

――ゴール裏で磯さんだと気づかれて話しかけられませんか?

 ありがたいことにあります。「磯さんですよね?」って言われたあとに、普通アイドルだったら「かわいいですね!」とかあるじゃないですか。でもみなさん「今日は一緒に頑張りましょう!」って挨拶するんですよ。

 NMBの握手会の時からずっとそうですね。Jリーグのいろんなチームのサポーターがユニホームを着て来てくれることも多くて、次の対戦相手のチームのサポーターだったりすると「次は負けないから!」って言われて、10秒ぐらいですぐ帰っちゃう人もいました(笑)。

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