松井大輔の挑戦にカズ「面白いじゃん」。サッカーとフットサルの二刀流もある (5ページ目)

  • 中山淳●取材・文 text by Nakayama Atsushi
  • photo by (C)2021 Y.S.C.C/Yutaro YAMAGUCHI

 おそらく、新しい環境のなかでいろいろな苦労もあるだろうが、大変な状況を楽しむことができるのが、松井大輔というフットボーラーの強みでもある。そういう意味でも、誰も経験したことがない新しい道を切り開き、フットサル選手としての松井がアリーナで観衆を魅了する可能性は十分にあるだろう。

 松井大輔、40歳。普通の"オッサン"になるのは、まだ先の話になりそうだ。

【profile】
松井大輔(まつい・だいすけ)
1981年5月11日生まれ、京都府京都市出身。2000年、鹿児島実業高から京都パープルサンガに入団。2004年からル・マン→サンテティエンヌ→グルノーブル(以上フランス)→トム・トムスク(ロシア)→ディジョン(フランス)→スラヴィア・ソフィア(ブルガリア)→レヒア・グダニスク(ポーランド)と海外クラブを渡り歩いたのち、2014年にジュビロ磐田に加入。2017年にオードラ・オポーレ(ポーランド)に移籍後、2018年から2020年まで横浜FCに在籍し、2021年からサイゴンFC(ベトナム)の一員となる。2021年9月、FリーグYSCC横浜フットサルとプロ契約を結んだ。日本代表31試合1得点。175cm、66kg。

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