2016.12.21

ジュビロ名波監督が語る理想の攻撃
「パス600本、ゴールまで16秒」

  • 浅田真樹●構成 text by Asada Masaki
  • photo by Yohei Osada/AFLO SPORT

ジュビロ磐田・名波浩監督インタビュー(2)

3年ぶりにJ1の舞台に復帰した2016年シーズンは、年間総合13位という結果に終わったジュビロ磐田。来季は当然、それ以上の成績が期待されるが、指揮官である名波浩監督はどんな目標を持って来季に挑むのか――。
(ジュビロ磐田・名波浩監督インタビュー(1)はこちら>>)

来季の構想について語ってくれた名波浩監督――今回は、来季に向けてのお話をうかがいたいと思います。名波浩監督が中・長期的に目指すサッカーを踏まえつつ、今季見えた課題を挙げるとすれば、どんなことがありますか。

「本当にやりたいのは、やっぱりパスをつないでゴール前まで崩していって、シュートを止められても、セカンドボールを拾ってもう一回、同様の攻撃をやり直す、というスタイル。具体的に言えば、1試合に600本くらいのパスをつないで……ってそういうサッカーをやりたいと思っています。でも、現状いる選手の特徴を考えたら、それはちょっと難しいかな」

――600本のパスをつなぐとなると、相当ハードルは高いですね。

「それでも、よくボールが動く試合では、(今季も)480本くらい(パスが)つながったことはありましたからね。浦和レッズや川崎フロンターレになると、650本とか、ちょっと数字が違うのですが、470、480本でも見栄えがいいゲームはあったので、そういうのを大切にしながら、今言ったような攻撃を見せられるようにしていきたいです。