日本サッカーを支えるのは「代表愛」より「クラブ愛」 (3ページ目)
ブラジル代表は応援するが、オレのアイデンティティはあくまでも「愛する我がクラブ」にある――。そんな主張がしっかりと伝わってきた。
ブラジルでもワールドカップ決勝のわずか2日後に、中断されていたリーグ戦が再開された。きっと今ごろ、歴史的惨敗などどこ吹く風とばかり、我がクラブの動向に一喜一憂しているサポーターは多いはずだ。
この日の浦和-鹿島の試合を見ても分かるように、Jリーグも決して捨てたものではない。もちろんワールドカップと同レベルというわけにはいかないが、おもしろい試合は間違いなくある。なのに、それを見逃したのではもったいない。
日常のなかにあるサッカーを、もっともっと楽しみたい。
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