2018.06.28

スペインの名伯楽が日本を称賛。
「ポーランド戦の好材料は岡崎」

  • 小宮良之●文 text by Komiya Yoshiyuki 佐野美樹●写真 photo by Sano Miki

 78分に攻撃が実を結ぶ。セネガルを押し込むと、大迫が右から早めに上げたクロスに中央で岡崎が潰れ、ファーまで流れたボールを乾が拾う。乾はゴールライン近くからボールを中央に送り、再び岡崎が潰れる。その裏で待っていた本田は、冷静に左足で叩き込んだ」

 日本は2-2の同点に追いついた。勝点1は成果というべきだろう。

「長谷部は戦術的に欠かせない選手であることを、あらためて証明した。柴崎は有効なパスが多く、ポジション的優位を味方に与え、終盤の厳しい状況でパーソナリティを見せている。この2人によって中盤が安定したことが、セネガル戦の勝利につながった」

 エチャリはそう試合を総括し、グループリーグ最終節のポーランド戦に向けた展望を語っている。

「ポーランド戦では、山口蛍も入れた4-1-4-1も選択肢に入れるべきかもしれない。好材料としては、岡崎が交代選手としてチームに強度を入れていた点だろう。彼の戦術的な質の高さはチームに力を与えている。日本がチームとしていい戦いをしているのは間違いない。ポーランド戦も幸運を祈る」

◆ブラジルのチッチ監督が日本を評価。「特に気になったのは乾だ」>>

◆日本のW杯16強入りには、槙野智章らサブ組の「刺激」が欠かせない>>

関連記事