国内組最多となるアントラーズの3人は、W杯メンバーに生き残れるか (4ページ目)

  • 浅田真樹●取材・文 text by Asada Masaki
  • photo by Nikkan sports/AFLO

 4年前のブラジル大会では、登録メンバーのうち12人を海外組が占め、初めて過半数に達した。すなわち国内組が過去最少だったわけだが、今回のロシア大会では現時点でさえ国内組は10人しかおらず、最少記録を更新するのは確実だ。

 海外へ渡る選手が年々増えている以上、当然の成り行きであると言えば、そのとおりだろう。だが、海外組偏重の傾向が強まり過ぎれば、健全な競争が行なわれているとは言えなくなる。

 Jリーグの価値を高めるためにも、鹿島勢をはじめとする国内組には意地を見せてほしいものである。

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