2018.01.19

スケールは稲本、福西クラス。
U-21最年少の伊藤洋輝が衝撃プレー

  • 飯尾篤史●取材・文 text by Iio Atsushi
  • photo by AFLO

 スケールの大きさ、という点で言えば、かつて稲本潤一や福西崇史を見たときに覚えた衝撃、期待感に近いものがある。

 U-23アジア選手権のグループステージ第3戦、北朝鮮戦の28分のことだった。

チーム最年少の18歳で招集されたジュビロ磐田の伊藤洋輝 左シャドーのFW旗手怜央(はたて・れお/順天堂大)がアタッキングサードで仕掛けると、左の外側を疾風のごとく駆け抜けてパスを受け、左足でシュートまで持ち込む選手がいた。

 いわゆる、3列目からの飛び出し――。

 それが、もともとアタッカーであるボランチのMF森島司(サンフレッチェ広島)や、左ウイングバックのMF浦田樹(ギラヴァンツ北九州)だったら、驚きはない。

 しかし、ゴール前に現れたのは身長188cmのボランチ、MF伊藤洋輝(ジュビロ磐田)だったのだ。しかも、一度のみならず二度までも。

 43分、似たようなシチュエーションでふたたび伊藤がロングランで旗手を追い越してスルーパスを受けると、中央でマークを外したMF三好康児(コンサドーレ札幌)の動きをしっかりと確認してマイナスのクロス。正確なフリーキックをDF柳貴博(FC東京)に合わせた32分の先制点に続き、伊藤は連続アシストをマークした。