2018.01.11

森保ジャパン初陣はパレスチナに辛勝。
監督がやりたいことは山ほどある

  • 浅田真樹●取材・文 text by Asada Masaki
  • photo by Imaginechina/AFLO

 アジアU-23選手権が中国で開幕し、グループリーグ初戦で日本はパレスチナに1-0で勝利した。東京五輪でのメダル獲得を目指すU-21日本代表は、初めての公式戦を辛勝ながら白星で飾った。

初戦のパレスチナ戦は板倉滉(中央)のゴールで勝利した 2年に一度開かれるアジアU-23選手権はその名の通り、23歳以下のアジア王者を決める大会である。

 ただし、日本は2年後の2020年東京五輪を見据え、U-21代表が出場している。登録メンバーの年齢構成は各国さまざまだが、全員が21歳以下(1997年以降生まれ)なのは、出場全16カ国のなかで日本だけだ。

 その意味においては、アジアの大会ではあるものの、日本にとっては実力上位の相手に挑む大会と言えるかもしれない。日本は2年前の前回大会で優勝しているが、そのときは他国同様U-23代表で出場していたことを考えると、連覇のハードルはかなり高い。まずは、グループリーグ突破が現実的な目標となるだろう。

 実際、パレスチナ戦はかなり苦しんだ。1点を先制した前半は、中盤での細かいコンビネーションや、サイドからのクロスで何度かチャンスを作れたものの、後半は相手に押し込まれる時間が長く続いた。同点に追いつかれていても不思議はなかった。チームを率いる森保一監督が語る。

「前半はボールを動かし、チャンスを作ったが、後半はリードしているなかで相手がボールアプローチを厳しく激しくし、ギアを上げてきたなかでミスが出た。後半もプレッシャーを回避してチャンスを作れればよかったが……」