【プロ野球】「悔しい、苦しい、情けない...」山田哲人が戸田で過ごした日々 若き燕たちも目指す「もう一度、神宮へ」 (3ページ目)
戸田では打撃をメインに取り組んでいる。ここまで51試合に出場して打率.235と苦しんでいるが、出塁率は.333。5二塁打、2三塁打、3本塁打と長打も見せている。
「打率を残して、ホームランを打って、OPSは高い数値を出す。チームはそういう選手を求めていると思うので、その枠を狙って頑張るしかないと思ってやっています。守備は基礎的なことを続ければ、やればやるほどうまくなると信じて練習しています」
7月12日のオイシックス新潟戦では、あと少しでバックスクリーン直撃となる三塁打を放った。それでも本人は「パワー不足ですね」と反省した。
そして8月2日のロッテ戦。今度はバックスクリーン直撃の本塁打を放った。
「三塁打は片手で打った感じだったのですが、それでもホームランになるようなバッターになれたらなと。ホームランになったのはボール球だったのですが、あそこのボールをバックスクリーンに持っていけたのは、前よりは成長したのかなと思います」
今シーズン、目指すのはもう一度、一軍に呼ばれることだ。
「一軍は観客も多いですし、いろんなプレッシャーもあります。その雰囲気で野球ができるのはとてもいいことなので、早く一軍に上がりたいですね。その時はスタメンを取りにいく覚悟でやっていきたいです」
【戸田で見つめ直した自分の打撃】
7月26日、戸田球場。山田哲人は前日から屋外での打撃練習を再開していた。ティー打撃で見せるスイングは力強く、上腕も「こんなに太かったかな」と思うほど、たくましく見えた。
山田は2月の一軍キャンプで左内腹斜筋の肉離れにより離脱。3月7日に戸田球場でリハビリを開始した。5月31日に二軍で今季初実戦を迎え、6月13日のオイシックス新潟戦(柏崎)では本塁打を放ったものの、左太もも裏を痛め、再び戦列を離れた。
山田は戸田で過ごした長い時間について、「とにかく野球のことをずっと考えてますね。バッティングをしっかり見つめ直したりとか、ちょっとでもレベルアップしようとか」と振り返った。
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