【プロ野球】大洋監督・近藤貞雄に「リリーフは無理」「二度と使わん」と酷評された齊藤明雄が語る感謝「もう1年、やってもよかった」 (5ページ目)
2025年の日本ハムで特徴的だったのが、12球団で断トツとなる23完投だ。投手分業制がさらに細分化される現代にあって、先発に十分な登板間隔を与えながら長いイニングをまかせる──そんな独自色を打ち出した新庄。その既成概念にとらわれない発想には、近藤との共通点が見えてくる。
「完投が多かったのも、近藤さんと同じように、あえてやらせているんだと思います。当時の近藤さんも、『別にリリーフを使わなくていいんだったら、使わないんだ』と言って、先発をそのまま投げさせていましたから。分業制が当たり前になったなかでも、ピッチャーのことをしっかり考えたうえで起用している新庄監督。そのあたりは、近藤さんと同じだと思いますね」
(文中敬称略)
著者プロフィール
高橋安幸 (たかはし・やすゆき)
1965年、新潟県生まれ。 ベースボールライター。 日本大学芸術学部卒業。 出版社勤務を経てフリーランスとなり、雑誌「野球小僧」(現「野球太郎」)の創刊に参加。 主に昭和から平成にかけてのプロ野球をテーマとして精力的に取材・執筆する。 著書に『増補改訂版 伝説のプロ野球選手に会いに行く 球界黎明期編』(廣済堂文庫)、『根本陸夫伝 プロ野球のすべてを知っていた男』(集英社文庫)など
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