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【プロ野球】首位ソフトバンクを西武、日本ハムは逆転できるか? 鶴岡慎也が挙げる終盤戦のキーマン3人 (2ページ目)

  • 水道博●文 text by Hiroshi Suido

── 昨季の日本シリーズMVPの山川穂高選手が不振でも、栗原陵矢選手が前半戦終了時点で30本塁打、近藤健介選手も78打点と好調です。

鶴岡 3番の近藤選手が、4番の栗原選手に「この投手にはこういう打撃をするんだよ」とお手本を見せているような感じですね。栗原選手がシーズン30本塁打を打つことはあると思っていましたが、前半戦だけで30発というハイペースですから。調子の波もほとんどありません。近藤選手とふたりで打点王を争っていることも、いい相乗効果を生んでいると思います。

── さらに正木智也選手が1番打者としてレギュラーに定着。ウイークポイントと見られていた捕手には、DeNAから山本祐大選手をトレードで補強しました。

鶴岡 昨季は柳町達選手がブレイクしましたが、今季は正木選手が1番打者にハマりました。しかも、DeNAのレギュラー捕手だった山本選手をトレードで獲得したのには驚きました。山本捕手の加入によって、海野隆司捕手も必死ですよ。「この投手の時はオレが絶対にマスクを被るぞ」という感じでしょう。山本捕手を獲得したことで、海野捕手のレベルも上がっていると思います。

【西武を支える強力投手陣】

── 現在2位の西武ですが、3年連続2ケタ勝利の今井達也投手がメジャーへ移籍しても、チーム防御率はリーグトップです。

鶴岡 平良海馬投手が先発に転向するなか、クローザーに新人の岩城颯空投手がハマったのが大きかったですね。その前の8回を任される高卒2年目の篠原響投手もいます。ふたりとも7月は少し調子を落としましたが、「今シーズンをどう戦っていくか」という意味で重要な春先に、「今年はいけるぞ」という雰囲気をチームにもたらしました。

── もともと先発投手はそろっています。

鶴岡 髙橋光成投手、平良投手、隅田知一郎投手、武内夏暉投手と強力な先発陣がいます。春先に出遅れた中継ぎのトレイ・ウィンゲンター投手も防御率0.00。篠原投手や甲斐野央投手から、新人クローザーの岩城投手へつなぐ勝利の方程式もできあがっています。

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