2020.11.13

里崎智也がパ・リ-グCSを予想。
ロッテのとるべき戦術とキーマンは?

  • photo by Sankei Visual

――ともに11勝を挙げた石川柊太投手、千賀滉大投手をはじめ、ソフトバンクは先発陣も強力な布陣です。大量得点は考えにくいですね。

「エース級の投手ばかりですから、誰が投げてもそんなに変わらないですよね。普通に考えたら石川、千賀、東浜が出てくるはず。リリーフ陣も安定していますが、短期決戦ですから石川を後ろで待機させて、和田(毅)や(マット・)ムーアを先発させるという手もあります」

――対するロッテの投手陣はいかがでしょうか。

「二木(康太)と美馬(学)が第1、第2戦を担って、第3戦以降はチェン(・ウェイン)などで戦うことになるでしょう。その先発陣が最低でも6回くらいを投げて、2点以内に抑えないといけない。今年はリリーフ陣に唐川(侑己)が台頭したのが大きく、(フランク・)ハーマンが抜けたところに澤村(拓一)がトレードに入ったことで踏ん張れた。もちろんソフトバンク打線を抑えるのは難しいですけど、総力戦の接戦に持ち込まないと勝負にならないと思います」

――投手陣がなんとか粘って、打撃陣は相手投手の自滅を狙うということですね。

「そうなんですが、最初からそれを狙ってはいけません。初球からフォアボールを狙うといった弱気な気持ちでバッターボックスに入ると、結局は追い込まれての三振や凡打が多くなる。特に短期決戦では、そんなことをしていたら一気に流れを持っていかれて終わってしまいます。あくまで、自分たちから攻めていくことが大前提。積極的に打ちにいって、カウントや試合の流れによって粘るということが必要です」