ラミレス監督の宣言。「ベイスターズが
優勝する準備はできている」 (4ページ目)
──新外国人選手ではBC石川からシリアコ内野手、先発候補に元マリナーズのウィーランド投手、元フィリーズのクライン投手、抑え候補に元カブスのパットン投手を獲得しました。昨年は新外国人選手が結果を残せませんでしたが、今年も新外国人、特に3人の投手の働きがペナントの行方を左右するキーになるのではないでしょうか?
ラミ そうですね。ウィーランド、クライン、パットンの投手3人には大きな期待を寄せています。彼らに関してはメジャーリーグでもプレー経験のある選手ですし、そのボールには見るべきものがあります。特にストレートですね。日本で外国人投手が成功するためには、"強い球を投げられる"ということが非常に重要になってきます。彼らのボールには揃ってその力強さが備わっている。彼らがピッチングスタッフに加わったということは、チームにとって非常に強力な戦力です。大きく貢献してもらえると思っています。
──残留したロペス、エリアンを含め6人態勢になる外国人選手をどのように使っていくのでしょうか?
ラミ まず昨年からチームにいる2人。ロペスは欠かせない中軸です。エリアンは去年の6月から合流して、当初は戸惑いもあったと思いますが、そこから修正し、シーズン後半からCSという重要な局面で結果を残して、チームに貢献してくれました。日本野球を理解した今季は、昨年以上によくなってくれるはずです。野手ではそこにシリアコが加わることになりますが、彼のパワーはとても魅力的で素質も感じられるので、沖縄でどれだけパフォーマンスを見せてくれるか、ですね。そこで結果を残した選手をしっかり見極めて、使っていきたいと思っています。
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