2016.07.03

苦闘する途中入団の外国人選手11名。
チームの「救世主」候補はいるか?

  • 島村誠也●文 text by Shimamura Seiya
  • photo by Kyodo News

 昨年は12人の外国人選手が"途中入団"したが、チームやファンの期待に応えた選手はおらず、来日してすぐ日本の野球に適応することがいかに難しいのかがわかる。

 たとえば、巨人のフアン・フランシスコ。来日当初はメジャー通算48本塁打の長打力が期待されたが、打っては三振の山を築き、守ってはとてもプロとは思えないような拙守を繰り返して、あっけなく二軍落ち。以降はもっぱら夕刊紙の"ネタ要員"として話題になるのみで、シーズンが深まる頃には存在すら忘れ去られていた。

打率こそ高くないが、勝負強さを発揮しているDeNAのエリアン

 今シーズンはここまで(7月2日現在)11人の外国人選手が途中入団。そのうち6人の選手が一軍でプレーしたが、成績を見れば苦戦を強いられていると言わざるを得ない。

途中入団した外国人選手の成績
投手
ガブリエル・ガルシア(巨人 )/一軍登板なし
コーディ・サターホワイト(阪神)/一軍登板なし
スティーブ・デラバー(広島)/一軍登板なし
レイソン・セプティモ(中日)/一軍登板なし
マイク・ザガースキー(DeNA)/14試合/1勝0敗/防御率2.35
フェリポ・ポーリーノ(西武)/2試合/0勝1敗/防御率1.64

野手
ハ・ジェフン(ヤクルト)8試合/打率.273/本塁打0/打点2
アブナー・アブレイユ(巨人)/一軍出場なし
ホセ・ガルシア(巨人)4試合/打率.000/本塁打0/打点0
エリアン・エレラ(DeNA)24試合/打率.239/本塁打0/打点8
マット・クラーク(オリックス)9試合/打率.130/本塁打2/打点3
※成績はすべて7月2日現在