2014.04.13

外野席応援団のハンパない体力、知識、野球愛

  • photo by Getty Images

 ドームを出ると、なんと、冷たい雨が降っていた。まさか、予報では今宵の札幌に雨が降るなんて言ってなかったのに……福住駅までは急ぎ足で歩いても10分近くはかかる。タクシーの列も1時間超は確実だろう。雨の中、傘もないのに路上に出て拾った方が早く拾えると、列に並ばない強者も多かった。3月末とはいえ、札幌の街にはまだ雪が残り、夜になれば気温は一気に下がる。開幕からこんな調子で、1年間、体力は持つのだろうか。

 おそらくは福岡でも名古屋でも、所沢でも東京でも、外野席の光景は似たようなものなのだろう。

 外野席の応援団は騒ぐばかりでろくに野球を観てないなんて声をネット裏で聞くことがあるが、外野席に座ってみたらとんでもない話だということがよくわかる。外野席のファンはそれこそ筋金入りで、選手の情報にも詳しいし、試合だってメチャクチャよく観ている。この選手の前の打席は何だったかと質問すれば、ネット裏より外野席の正解率の方が高いに違いないと思う。

 開幕の日──プロ野球の応援はハンパな気持ちじゃ、とてもできないと思い知った次第である。

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