藤浪晋太郎のメジャーデビュー戦を現地観戦 岩田稔が見た今後の改善点と期待「ゴロアウトが増えればもっと勝てる」 (3ページ目)

  • オカモト“MOBY”タクヤ●文 text by Okamoto “MOBY” Takuya
  • photo by Getty Images

── 現地メディアの論調では、チームが藤浪投手に期待していることは、前半戦でメジャーに対応し、先発ローテーションを守る。あるいはリリーフと先発を行き来するスウィングマンの役割を担う。そして7月末のトレード・デッドラインの目玉選手にするという話が出ていました。大阪桐蔭、そして阪神タイガースと、「チームのために」というスタンスでやってきた選手が、ある意味、ビジネスと割りきってプレーすることについてどう思いますか。

岩田 チームの方針を理解して契約しているはずなので、そのようになればお互い"win-win"なのではないでしょうか。成績を残して、優勝を争うチームに「藤浪晋太郎は使える」と実力を示すことは大事なこと。我慢強く、持っているものを思う存分発揮して、メジャーのマウンドを楽しんでほしいと思います。

プロフィール

  • オカモト"MOBY"タクヤ

    オカモト"MOBY"タクヤ

    1995年結成、"LIVE CHAMP"の異名を持つロックバンド「SCOOBIE DO」のドラマー兼マネージャー。MLBコメンテーターとしても精力的に活動し、J SPORTS、ABEMASPOTV NOWのMLB中継の解説及び実況を担当。2022年4月には初の著書『ベースボール・イズ・ミュージック~音楽からはじまるメジャーリーグ入門』(左右社)を出版。MLBに関するテレビ・ラジオ出演や執筆活動も多数。2021年にはテレビ東京系ドラマ『生きるとか死ぬとか父親とか』で俳優としてもデビュー。

    SCOOBIE DO

    Twitter: @moby_scoobie_do

    Instagram: @moby_scoobiedo

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