スカウトが熱視線を送るセンバツ注目の好投手10人 大阪桐蔭の怪物、栃木の怪童、サラブレッド左腕など多士済々 (2ページ目)

  • 菊地高弘●文 text by Kikuchi Takahiro

昨年のセンバツも経験している報徳学園・今朝丸裕喜 photo by Ohtomo Yoshiyuki昨年のセンバツも経験している報徳学園・今朝丸裕喜 photo by Ohtomo Yoshiyukiこの記事に関連する写真を見る今朝丸裕喜(報徳学園3年/187センチ・77キロ/右投右打)

最速150キロをマークする長身右腕。昨春は背番号10をつけ、センバツ準優勝を経験している。右腕が高いアングルから出てきて、縦にきれいに振れるためボールに角度がつきやすい。カーブ、フォークなどの縦変化も有効で、まだ潜在能力の底を見せていない点も魅力だ。高卒でのプロ志望を明言しており、今春は大きなアピールの場になる。実戦に強い間木歩との二枚看板は難攻不落で、昨秋の近畿大会ベスト8ながら今春センバツでは優勝候補に挙がるだろう。初戦は大会5日目に愛工大名電(愛知)との好カード。その後も難敵が続く「死のゾーン」を勝ち上がれるか。

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