クラウン、ブランコ、アームキープ。ほのかがポールダンスの新技に挑戦 (2ページ目)

  • 津金壱郎●取材・文 text by Tsugane Ichiro
  • 佐野隆●写真 photo by Sano Takashi

 続いて習ったのが、『ブランコ』。

 ヒザを高く上げた姿勢をキープしながらポールにぶら下がって回転するというワザ。

どんどんポールダンスの新技を習得していくほのかさんどんどんポールダンスの新技を習得していくほのかさん

「いま、2周しましたよね!!!」と、ほのかさんはお手本の演技に驚いているが、yamadori先生は淡々とワザの解説へ......2回まわるくらいは朝メシ前感が漂っている。

 ブランコは、基本の姿勢から左足を引っ張ったら体を板のようにまっすぐにしたまま前に倒れていき、回転し始めたら、ヒザをおへその前に持ってくるのがポイントだそうだ。そして、ポールの横に身体が常にあるように手で調整するとのこと。

 ほのかさんも早速チャレンジしてみる。先生からは「いい感じに回れています」の声がかかるが、納得できないほのかさん。

「もうちょっと練習したいです」

 そう言って何度も試している。このあたりが、ほのかさんらしさであり、彼女がどんどん技を習得できてしまう秘訣なのだろう。

「先生、勢いに負けます」というほのかさんに、先生からは「身体を斜めにするイメージで回るのもポイント」とアドバイス。

 その後も「お腹を意識してまわってみます」と何度もチャレンジ。ただ、ほのかさんとしては「しっくり来るまで」反復したいところだが、それだと撮影が進まないので、いったん次のワザへと移行する。

 最後に習ったのは、『アームキープ』。最初の2つのワザが動きを見せるものだったのに対し、アームキープは止まった美しさを見せるワザ。

 右手はポールの高い位置。左手はポールを腰の高さで逆手で持ち、左ヒジにおヘソを乗せるイメージで体を支える。このとき右ヒザをポールに軽く当てるとバランスが取りやすくなるそうだ。そして左足は真っ直ぐ後方にしっかり伸ばすと見栄えが格段にUPする。

 アドバイスにしっかり耳を傾けたほのかさんは、「できました!!」と笑顔を弾けさせた。

 最後は今回習った3つのワザを、おさらいとして立て続けに披露。

 3つのワザは先生と比べてしまうと煮詰める余地を残すものの、初めて習った日にある程度の形になったことで、ほのかさんは「自信が持てます」と手応えを感じていた。

「ポールスポーツを見ているだけだと、手や腕力が必要だと思われがちですが、実際には体幹でバランスを取ることで手の負担も軽くなっていくんですよ」

 yamadori先生のその言葉を受け、ほのかさんは「姿勢もよくなる気がします」の感想を述べた後にこう続ける。

「どのスポーツもそうですが、ポールスポーツも体幹でしっかり身体を支えないといけないなって、今回は改めて感じました」

 新たな3つのワザを習得したほのかさん。ポールダンス編は次回も続くが、果たして次はどんなハードルに挑むのか。

Profile
ほのか
1996年3月23日生まれ、神奈川県出身
「可愛すぎるビールの売り子」として芸能界デビュー
ネットを中心に話題となり、現在はバラエティ番組や
グラビアなどを中心に幅広く活躍中
◆公式Twitter  ◆公式Instagram


城倉裕紀●プロデューサー produced by Jokura Yuki

田中健一朗●ディレクター directed by Tanaka Kenichiro
山崎実、柴田徹也●ムービー撮影 movie by Yamasaki Minoru, Shibata Tetsuya
株式会社ボーダーレス●制作
yamadori●インスタラクター 
豊田 円●ヘアメイク hair&make-up by Toyoda Madoka
本多仁美●スタイリング styling by Honda Hitomi
STUDIO Lycoris●撮影協力
ポールダンスウェアFirst●衣装協力

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