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佐藤水菜がオールガールズクラシックで圧巻の6連続GⅠ優勝「このままではみんな面白くない」と敗者たちは巻き返し誓う (3ページ目)

  • PR 加藤康博●文 text by Yasuhiro Kato

「番手(自分の後ろ)が誰であっても自分でやることはひとつだと思っていました。本当はひとりで仕掛けたかったんですけど流れもあるので。あとは自分でしっかりと走り切ろうと思いました。山原さんに先行意欲があるとわかっていたので、一緒に前に踏み込む気持ちで走りました」

 佐藤はこう振り返った。ただレース内容には満足していない。

「結局は人のスピードをもらっているので、自分から行かないと。最初にレースを動かすって、やっぱりかっこいいじゃないですか。そういうレースを目指していきたいし、魅せる競輪をしていきたいと思っているので、ちょっと考えが甘かったですね。勝ちにこだわることは大事なんですけど......」

 圧倒的な強さを見せても、なお反省の言葉を口にした。

記者会見で国際大会での躍進を見据え、さらなる実力アップを誓う photo by Manabu Takahashi記者会見で国際大会での躍進を見据え、さらなる実力アップを誓う photo by Manabu Takahashiこの記事に関連する写真を見る

敗者たちも次へ意欲

 太田は2着。「自分の前に(佐藤が)いたので、少しでもいい順位を狙おうとしてあんな展開になりました。結果的に差すことができず悔しいです。2着でOKだとは思っていません。この悔しさを次に生かせるようにしたいです」と唇を噛んだ。

 3着は児玉。「組み立ては文句がないですし、自分のレベルアップも手応えがありました。あとはシューズに慣れることと脚力。本当に脚負けなので、それだけです」と春から試している新しいシューズへの対応も今後の課題に挙げた。

 また佐藤の神奈川の先輩で、5着となった尾崎は「今日もサトミナ(佐藤)の展開になってしまいました。もっと全体のスピード域を上げないといけないですね。スピードがあがればサトミナも選択肢が少なくなるのでやりようはあるはずです。今のままではみんなも面白くないと思うので、まずはサトミナを苦しめられるようにしたい」と、今後の巻き返しを誓った。

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