2020.03.02

瀬戸大也、伊藤美誠らの体づくりをサポート。
味の素とスポーツの関わり

  • text by Sportiva
  • 高橋学●写真 photo by Takahashi Manabu

瀬戸大也とコミュニケーションをとり、食事・栄養面をサポート『味の素スタジアム』、『味の素ナショナルトレーニングセンター(以下NTC)』。この名称は、スポーツ好きな人なら何度も耳にしたことがあるはず。どちらも『味の素』がネーミングライツを取得している施設だ。

 その味の素は、この夏に迫った、東京2020オリンピック・パラリンピックのオフィシャルパートナーも務め、すでに出場を決めている競泳の瀬戸大也、卓球の伊藤美誠らのサポートも行なっている。味の素はどうしてスポーツへの関わりを深めてきたのか。そしてどのような活動をしているのか。オリンピック・パラリンピック推進室の江崎貴彦氏に話を聞いた。

「センターポールに日の丸を掲げることがJOC(日本オリンピック委員会)の目的の一つなんですが、味の素はそれを応援するために2003年からJOCとオフィシャルパートナーシップ契約を締結し、"アミノ酸"の技術とノウハウを通じた食と栄養でアスリートのコンディショニングサポートをする『ビクトリープロジェクト®』をJOCと共に立ち上げました。この活動によりコーポレートブランド価値を高めると同時に、社員のモチベーション向上も狙いの一つでした」

 そもそもこの"アミノ酸"とは何なのか。かみ砕いていうと、食事で摂る肉や魚などのたんぱく質が、体内で分解されるとアミノ酸になる。このアミノ酸が、人間が生きるために必要なたんぱく質に再合成される。このたんぱく質が肌や髪、筋肉・内臓をつくっている。つまり私たちの生命そのものを生み出す重要な物質、それがアミノ酸なのだ。

 アミノ酸はこの「機能」だけでなく、だしやスープの「うま味」の素であり、食べ物の味を決める要素のひとつになっている。味の素はこのアミノ酸の「機能」と「おいしさ」でアスリートを支えようと取り組んでいるのだ。