双眼鏡から見えたラグビーW杯日本金星の真実「南アはおびえていた」 (4ページ目)

  • 高橋学●写真 photo by Takahashi Manabu、AFLO

――現在使用しているニコンの双眼鏡ですが、どんなところが気に入っていますか?

「以前は他メーカーのものを使っていました。今持っているニコンの双眼鏡は、それと同じ倍率8倍のものなんですが、口径が30mmあるので、こちらのほうがすごく視界が明るく見えるんですよ。スクラムの時の手の動きまで見えるんです。また、すごくクリアでシャープに見えるので、ナイトゲームでもまったく問題ないですね。

 それから屋外のスポーツは、雨が降ることを考えると、防水はマストなんですが、これは防水仕様なので大丈夫です。記者にとっては見やすさが一番なので、ニコンの双眼鏡は手放せないですね。すごく気に入ってます」

――あらためてラクビーを生で観戦する魅力はどういうところでしょうか?

「スポーツの多くの競技、サッカーとか、バレーボールとか、相撲とか、いろんな持ち味がラグビーには凝縮されています。"ボールを持った格闘技"と言われているのは、まったくそのとおりで、格闘技が好きな方はぶつかり合うところを見ればいいし、サッカーが好きな方はペナルティーゴールなどのキックを見るといい。

 また、ラグビーの面白いところは、ボールを持っていない選手がどんな動きをしているか。たとえば、ピンチのときに一直線にゴール前まで走っていく選手がいるんですが、これをテレビでは追いかけてくれない。キックのボールが落ちる位置に、ニュージーランドなどの強いチームだと、2、3人そこに走っているわけです。そういうのは会場に行かないとわからない。スクラムもテレビで見ると、8人の大きな選手がただ組み合っているだけに見える。でも現場に行くと、スクラムの音も伝わってくるし、熱気も伝わってきます。

 ついでに言うと、ラグビーのスタンドでは、同じエリアに対戦相手のファンが座っている。試合が終われば、選手たちと同じでノーサイド。勝ち負けに関係なく、ファン同士も仲良くなります。これは、スタジアムに行かないと絶対に味わえないことですからね」

全天候型でコンパクト。スタジアム観戦に最適!

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「プロスタッフ 7S」は、軽量・コンパクトなボディーで、かつタフ&ハードな防水・防曇仕様の双眼鏡。倍率は8倍と10倍があり、明るく鮮明な視野を実現した。メガネを掛けたままでも見やすいロングアイレリーフ設計になっていて、ラバーコートボディーでグリップしやすい。昼夜問わず使え、屋外スポーツに最適だ。

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