八村塁が小学生にまさかの敗戦。自らのダンクに屈する

 ワシントン・ウィザーズの八村塁が、9月6日(金)に発売されるNBA公認バスケットボールゲームの最新作「NBA 2K20」のアンバサダーに就任し、都内で開催された記者発表会に出席した。

ゲーム「NBA 2K20」のアンバサダーに就任した八村ゲーム「NBA 2K20」のアンバサダーに就任した八村「NBA 2K」シリーズは、世界で唯一のNBA公認バスケットボールゲームで、1999年の発売から20周年を迎え、全世界でシリーズ累計売上9,000万本を超えるメガヒットゲーム。八村もこのゲームを、バスケットボールを始めた13歳からプレーしており、今回のアンバサダー就任について「正直、うれしかった」とコメント。さらに自身がワシントン・ウィザーズの一員としてゲーム内に登場することについて、「いつか僕も『NBA 2K』に出られたらうれしいなと思っていたので、今はドラフトされた時と同じくらいうれしい」と満面の笑みを浮かべた。

 このイベントでは、八村がバスケプレーヤーの小学生、ひなた君と実際にゲームで対戦。八村はクリッパーズを選択し、ひなた君は八村の在籍するウィザーズで戦った。ゲームの中の八村がダンクを決めたシーンでは、対戦相手のリアル八村が両手を大きく上げて喜ぶなど、勝負そっちのけで楽しんでいた。結果はシーソーゲームの末、18-23で八村が敗戦。「相手チームだったけど、自分のダンクはうれしかった」と八村は笑顔を見せた。

 八村のウィザーズ入団、そして日本男子バスケットボールの44年ぶりのオリンピック出場決定もあり、過去に例を見ないほど、国内でのバスケットボール熱が高まっている。この熱狂を肌で感じている八村は、イベントの最後にバスケットボールファンに向けてこんなメッセージを送った。

「日本代表として日本に帰ってきて、今のバスケットボールのブームを僕も感じているし、すごく大きなものになっていると思う。子供たちもバスケットボールを見たり、やり始めている人が増えていると聞いているのでうれしい。これからも日本バスケ界が一丸となって盛り上げていきたいと思う」

 現在、八村は8月31日(土)から始まるワールドカップに向けて、日本代表の合宿に参加し、チームメートとの連係を図っている。八村のワールドカップでの活躍次第で、このバスケットボール熱はさらに高まりを見せていくことだろう。

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