2018.12.27

東京五輪でメダルを。
「チーム ブリヂストン サイクリング」
夢舞台への熱き想い

東京2020オリンピック・パラリンピックまであと1年半。今回、その夢の舞台へ着実に歩みを進める「チーム ブリヂストン サイクリング」のトップ3選手が、それぞれの想いを語り合った。近谷涼、窪木一茂、橋本英也。チームメイトとして、ライバルとして切磋琢磨の日々を送り、自転車競技に情熱を注ぐ3人が追い続ける夢、そして、アスリートとしての目標を聞いた。(写真左から窪木・近谷・橋本)

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──本日はTEAM BRIDGESTONE Cycling(チーム ブリヂストン サイクリング)から東京2020オリンピックへの出場を目指す自転車競技界のトップの3選手、近谷涼選手(26歳)、窪木一茂選手(29歳)、橋本英也選手(25歳)にお越しいただきました。まず自転車競技には、どんな種目があるのですか?

近谷:僕たち3人が主に取り組んでいるのが専用の自転車競技場でタイムや順位を競う「トラックレース」や、街中の道路を走って順位を争う「ロードレース」です。またチームブリヂストンサイクリングには、未舗装の道路を走る「MTB(マウンテンバイク)」の選手も在籍しています。その他にも起伏に富んだコースで順位や技の点数を競い合う「BMX(バイシクルモトクロス)」やロードとMTBの複合競技のような「シクロクロス」、パラリンピック競技でもある「パラサイクリング」など、実にさまざまな競技が存在します。

──トラックレースの中にもいろんな種目があるんですね?

近谷:僕たちが今、東京2020オリンピックで主に目指しているのは、4人で力を合わせて走る「チームパシュート」です。4つの種目を行ない、その合計点で競う「オムニアム」、2人組みで交代しながらポイント・順位を競う「マディソン」など、本当にさまざまな種目が存在します。

1チーム4人で競うチームパシュート──数あるトラック種目の中で、皆さんが得意なものは何ですか?

窪木:僕は小さい頃からサッカーやバスケットなどの団体競技を経験してきているので、団体種目が好きです。トラック種目の中では「チームパシュート」ですね。最大の魅力は、一人ではかなわない敵でも4人で力を合わせれば勝てることです。逆に難しいのは4人の息をぴったり合わせることです。レースの時は時速60~70㎞で走っているのですが、チームメイトとの自転車の距離は10~15㎝しかありません。ちょっとでもリズムがくるってしまうと、落車も引き起こしてしまいます。そこがすごく難しい点ですが、勝った時は4人で一緒に喜ぶことができるので、達成感は格別です。

近谷:僕も同じく「チームパシュート」が好きです。やはりチーム4人で励まし合いながら上を目指していけるのはすごくいいところだなと思います。2018年にアジア選手権のチームパシュートで優勝した時も、メンバー4人で大声を出しながら抱き合って喜んだことは鮮明に覚えています。団体種目だからこそ、そういうふうにみんなで喜びを分かち合えることが醍醐味だと思います。

橋本:僕も「チームパシュート」も好きですが、個人種目の方がより好きですね。僕は「オムニアム」をやっているのですが、これは陸上でいえば十種競技のようなものです。自転車の場合は4種目あって、それぞれの種目での合計ポイントで順位を競います。「オムニアム」はタイムだけでなく、相手の表情やペダリングの動きを見ながらの駆け引きがあり、戦略性があるところが楽しいなと思います。

窪木:橋本選手はいつもニコニコしながら走っているので、全然表情が読めないです(笑)。

橋本:よくレースの時に笑っていると言われるのですが、自分自身ではそう思ってなかったんです。でもレースの時の写真を見たら、確かに笑っていましたね(笑)。きっと楽しいし、ワクワクしていることが表情に出ているんだと思います。