2016.06.15

フォルクスワーゲン主催のジュニア大会「子どもたちに国際交流の場を」

  • 緑川顕史(KWC)●文 text by Midorikawa  Kenji 蔦野 裕●写真 photo by Tsutano Yu

 フォルクスワーゲン本社(ドイツ)が主催する13歳以下の少年サッカーの世界大会「フォルクスワーゲン ジュニアワールドマスターズ2016」が、5月13~16日にフランス・パリで開催された。

優勝したドイツチームの子どもたち

 この大会は、子どもたちのサッカーへの夢を応援するとともに、次世代のモビリティ社会を担う子どもたちの健全な育成と国際交流を目的に、フォルクスワーゲン本社が1999年に創設したものだ。第6回となる今大会には、フォルクスワーゲンのグローバルネットワークを生かし、世界21か国から出場チームが集結。日本代表チームには「スポーツオーソリティカップ2015」で優勝したダイナモ川越東SC(監督:高杉学氏、本拠地:埼玉県川越市)」が選出された。

 パリ大会の会場は、クレールフォンテーヌ国立研究所。パリ郊外の深い森を切り開いて作られたサッカーエリート養成施設で、ティエリ・アンリやニコラ・アネルカなどの有名選手を輩出している。ピッチは芝と人工芝の両方があり、今大会では芝のピッチをハーフサイズにして試合が行なわれた。日本の子どもたちからは、日本よりも長い芝や柔らかいグラウンドに「ボールが止まる」「重たく感じる」などと戸惑う声が多く聞かれた。

 大会は21チームが4つのグループに分かれて予選リーグを行ない、各グループの上位2チームが決勝トーナメントに進出する方式。オーストリア、ドイツ、イタリア、カザフスタン、スペイン、スイス、トルコ、アメリカの8チームが予選リーグを勝ち上がった。日本は予選リーグ4試合を戦い1勝3敗で、決勝トーナメント進出はならなかった。日本代表の高松大地キャプテンは、「海外の選手は体が大きいのに足元が上手。プレーも積極的だった。気おくれしてしまったのが悔しい」と振り返った。