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つば九郎の人生相談「子どもの食べ物の好き嫌いをなくしたい」

  • 長谷川晶一●話し相手 text by Hasegawa Shoichi
  • 佐野美樹●撮影 photo by Sano Miki

第45回

今シーズンもフリップ芸に磨きがかかる東京ヤクルトスワローズのマスコット、つば九郎が読者の悩みに答える人生相談。様々な悩みに毒舌混じりのつば九郎節全開で時にはズバッと時にはゆる~く答えていきます。

【お悩み】
子どもが野菜や魚をほとんど食べません。子ども向けのレシピで工夫してもダメです。つば九郎さんは食べ物の好き嫌いはありますか? 好き嫌いを克服した経験がありましたら、教えてください。 (エコゆき/茨城県)

かさはらさんにきいてみよう。

つば九郎 こどものころにすききらいがあるのは、とうぜんのこと。でも、おとなになると、ふしぎなことに、あれだけきらいだったものもたべられるようになるのも、よくあること。つばくろうも、こどものころはうなぎがたべられなかったのに、いまはだいすき。だからいまは、なんどもなんどもくりかえしてせつめいするしかないのかな?

――何度も繰り返して、何を説明するのですか?

つば九郎 「これをたべると、おおきくなるよ」とか、「これをたべると、あたまがよくなるよ、あしがはやくなるよ」とか、たべることのめりっとをおしえること。

――でも、子どもにとっては、今、目の前にある嫌いなものを食べるモチベーションにはつながりにくい気がします。

つば九郎 そうなると、こどものしたにあわせたりょうりのうでをみがくしかない。......あ、すでに「こどもむけのれしぴでくふう」しているのか。そうなると、「えこゆき」さんのりょうりのうでにもんだいが......。

――よしなさい、何てことを言うんですか! きっと問題ないはずですよ。だけど、子ども向けのレシピできちんと料理しているのに食べないとなるとやっぱり心配ですね。

つば九郎 こまったときは、つばくろうじゃなくて、つばくろうがそんけいするかさはらさんにきいてみたい!

――まさかの責任転嫁(笑)。さすがのつば九郎も、この質問に関してはテレビでもおなじみ、人気店「賛否両論」の笠原将弘さんに相談するしかないですか?

つば九郎 はい、かさはらさんなら、まちがいないはず。それでも、たべないのなら、さいごのしゅだんとして、えいようほじょしょくひん、さぷりをつかってえいようのばらんすをとってください!

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