つば九郎の人生相談「妻の愛情が年々薄れていっている感じがします」

  • 長谷川晶一●話し相手 text by Hasegawa Shoichi
  • 中村博之●撮影 photo by Nakamura Hiroyuki

第36回

日本プロ野球界屈指の人気マスコット、東京ヤクルトスワローズで活躍するつば九郎が読者の悩みに答える人生相談。様々な悩みに毒舌混じりのつば九郎節全開で、時にはズバッと時にはゆる~く答えていきます。

【お悩み】
妻の愛情が年々薄れていっている感じがします。どうすれば新婚とまではいかないまでも、ラブラブな夫婦でいられるでしょうか?(単身赴任17年の夫)

「つま」「ふうふ」ということばに あこがれます。

――やはり、「妻」「夫婦」はつば九郎にとっては憧れですか(笑)。

つば九郎 そもそも、どういうじょうたいが「らぶらぶ」なのかもよくわからないし。

――この方のペンネームによると、「単身赴任17年」というのはかなり長いですね。

つば九郎 「たんしんふにん17ねん」ということは、ほとんどあうじかんもなかったはず。たまにあうから17ねんもつづいたのかもしれないし。

――確かに、毎日一緒にいるよりは、たまに会ったほうが新鮮な気持ちが続くかもしれないですね。

つば九郎 たぶん、まいにちいっしょだったら、あいじょうもうすれたかもしれない。むしろ、りそうてきなかんきょうだとかんがえたほうがいいとおもう。

――昔、「亭主元気で留守がいい」という言葉もありました。

つば九郎 それでもいつもいっしょにらぶらぶでいたいのなら、いっしょにいるじかんをふやして、おくさんをよびよせるか、じぶんがしごとをやめるしかない。

――子どもの学校のこともあるかもしれないし、キャリアを重ねてから仕事を辞めるのは大変だし、なかなか難しいですよね。

つば九郎 17ねんもつづいているのだから、いまのままでもじゅうぶんしあわせ。むしろ、いまのままのほうがいいとおもいます。

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